特集:耳鳴りに効く東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法・指圧・マッサージ)



「漢方による耳鳴り治療のメリット」

①西洋薬では対応できなかった耳鳴りが治せる
耳鳴りは、はっきりとした原因は未だ解明されていないため、対症療法の西洋薬では耳鳴りが治らないことが多い。
漢方薬は身体の内側、身体機能面に変化を与える薬なので、西洋薬の力では治療できなかった症状を改善できる場合もあります。
②耳鳴り以外にも恩恵が受けられる
漢方薬は、身体のさまざまな身体機能に影響を与えます。
耳鳴りに悩まされる方の中には、血流改善、免疫力改善、新陳代謝改善など、耳鳴り以外の症状を抱える方も多いです。
体質改善という考え方から治療を進める漢方医学では、耳鳴り治療と共に、こうした諸症状も和らげます。
③西洋薬に比べ副作用が少ない
生薬を用いる漢方治療では、西洋薬(一般的な医療薬)に比べ副作用が少ないのが特徴。
漢方専門の薬剤師、漢方専門の医師が調整して処方すれば、年齢や体格に左右されず使用することが可能。
ただし、「証」診断ができない者が、病名治療で、漢方薬を用いると副作用が起こってしまう場合もある。

経験豊富な耳鼻科医でも、耳鳴りの原因を突き止めるのは簡単ではありません。
耳鳴りの原因は単純に耳の中だけの問題ではないので、原因を特定することは困難です。
耳鳴りの治療法は、耳鳴りの原因になる要素を、ひとつひとつ解決していく間接的治療が用いられます。

「耳鳴りの緩和、解消を目的とした、3つの治療法の解説」

A)耳鳴りの治療は、薬を使った薬物療法によって進められるのが一般的です。
耳鳴りの原因については未だはっきりと解明されていない部分も多いが、
①ストレスや生活習慣による自立神経の乱れによる耳鳴り。
自律神経の乱れや精神面の不調、あるいはそれらと関係の深い循環機能(血管や血液の流れ)
を改善する方法
・ビタミン錠剤(ビタミンB群など)・イソバイド・自律神経調整薬・抗うつ剤・抗不安剤・筋弛緩剤
・ステロイドホルモン剤・血流改善剤・レンドルミン・漢方薬
これらは直接耳の中に作用するものではなく、耳鳴りの原因となる自律神経の乱れの改善、
血流改善、筋肉緩和などを助ける目的で使用されます。

B)順応させるための耳鳴り治療(+臨床心理学・カウンセリング)
耳鳴りを解消する方法だけでなく、耳鳴りと上手く折り合いをつけて共存する「順応」治療法というもの。
・TRT療法
治療の最初にカウンセリングをおこない、耳鳴りに対する意識を変える治療法。
まず耳鳴りに対する意識を聞きだし、意識的に耳鳴りから注意をそらす方法を模索する。
その上で特定の雑音を聴かせることで耳を慣れさせ、耳鳴りに意識を向けない状態に誘導する。
・マスカー療法
特殊な補聴器にて、耳鳴りに近い周波の音を数週間ほど聴き、耳を慣らしていく治療法。
耳鳴りに近い音を聴き続けることで、通常耳にしている雑音と同様「聞き流せる」状態に近づけていく。
「星状神経節ブロック」治療法
交感神経である「星状神経節」に局所麻酔をおこない、耳周りの血流を改善し耳鳴りを緩和させる方法。



「東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法・指圧・マッサージ)の耳鳴り治療法」

鍼灸で経絡、ツボを刺激し、東洋医学における気の流れや血流を改善、耳鳴りを緩和していく治療法。
また、指圧・マッサージにより、肩や首回りの歪み・コリを解消させ、耳周りの血流を改善して耳鳴りを緩和させる方法。

神経の働きや血液の循環など、耳鳴りに繋がる要素は、いまだに解明できないものが多い。

「原因がわからない病気」と聞くと不安を覚えてしまいがちですが、
耳鳴りに効果的な東洋医学(漢方薬・鍼灸)の手法で、耳鳴りを緩和していくことは十分可能です。
これらのツボは耳鳴りだけでなく、頭痛やめまい、難聴など、耳鳴りとともに発症しやすい症状の改善にも期待できます。

①風池(ふうち):うなじの中央にあるくぼみと、耳の後ろの出っ張った骨の間付近にあるツボ
②聴宮(ちょうきゅう):耳の付け根付近にあるツボです。口を開けるとくぼみのようになります。
③耳門(じもん):聴宮より1~2cm上に位置するツボ
④翳風(えいふう):耳たぶの裏にあるくぼみ付近に位置するツボ
⑤角孫(かくそん):耳たぶの一番高い所と、髪の生え際との間付近に位置するツボ
⑥完骨(かんこつ):耳の裏にある骨(骨の膨らみ)の下部付近に位置するツボ。
⑦中渚(ちゅうしょ):手の薬指と小指の間にあるくぼみのような部分に位置するツボ。

急な耳鳴りが起こるとイライラや不安などもありますが、まずは一度気持ちを落ち着かせて、東洋医学(漢方薬・鍼灸)
大山漢方堂薬局(鍼灸院併設)に、ご相談ください。 TEL: 0283-22-1574
東洋医学(漢方薬・鍼灸・経絡ツボ療法・指圧・マッサージ)で、耳鳴りの悩みを改善していきましょう。



耳鳴りは、重大な病気のサインの可能性もあります。大きな耳鳴りや頭痛、めまいなどにも悩まされている場合は、
一度、病院で、精密検査を受けてみましょう。

特に、原因となる大きな病気がなく、耳鳴りが長引くのは、体からのサインとして現れていることがあります。

一過性の耳鳴りならそれほど問題はない(一過性の耳鳴りは、日本人の3人に1人は感じるといわれている。)
「たまたまキーンとした耳鳴りが起きた」、「一日に数回だけ耳鳴りがした」、この程度であれば、
危険性は低くそれほど問題ではありません。そういった一過性の耳鳴りは、耳垢や耳の汚れが原因で起こることもあります。
まずは、耳掃除から始めてみましょう。 

問題となるのは、一日に何度も耳鳴りが発生し、それが長期間に渡って止まらない場合です。
こういったケースですと、身体になんらかのトラブルを抱えている可能性が疑われます。
耳鳴りが長期間に渡って止まらない場合、原因は、
①自律神経の乱れによるもの=一般的に多いのはこのパターンです。
ストレスなどの自律神経失調症により、耳周りや脳神経が乱れ、長期間耳鳴りが発生することがある。
②メニエール病=メニエール病は、内耳のリンパ液が過剰に溜まり水ぶくれのようになる病気。
耳鳴りとめまい両方を長期間に渡って患った場合は、このメニエール病が疑われる。
こちらもストレスが関与していることがあります。
③動脈硬化や高血圧:耳鳴りが止まらない場合、動脈硬化や高血圧が疑われることもある。
これらの疾患により、血液の流れに異常があると、脈を打つような音や川の水が流れるような音が聞こえるようになる。
④脳神経系の異常=音は耳内部で電気信号に変換された後、脳が音として認識するが、ここに異常があると耳鳴りが続く。
この場合は、脳神経系の異常・脳血管の異常・脳腫瘍など脳関連の厄介な病気が隠れている可能性があるため注意が必要。
⑤耳器官の異常=鼓膜などの耳の器官そのものに異常や問題がある場合も、耳鳴りが継続的に続く。



耳鳴りが止まらない場合の対処法
耳鳴りが止まらない原因にはさまざまなものがありますが、一般的に多いのは自律神経の乱れです。
特に若い方の場合はこのパターンが多いでしょう。その場合は、以下の対処法がおすすめです。

実際には音が発生してないのに、「キーン」や「ブーン」などさまざまな異音が聴こえる耳鳴り。
すぐに収まるケースがほとんどですが、不快感が強く嫌なものです。

人が音を感知するメカニズムは、
音が発生すると、音は空気の振動によって伝わっていきます。
しかし、音の99%は耳の「鼓膜(こまく)」に行き着くまでにかき消されてしまいます。
わずかに残った音が鼓膜を震わせ、鼓膜の先にある「耳小骨(じしょうこつ)」と呼ばれる器官で、その音を30倍程度に増強させる。
増強された音は、その先にあるカタツムリ状の「蝸牛(かぎゅう)」を通り、「感覚細胞」にて電気信号に変換される。
この電気信号が神経を通り脳へ伝達され、脳が最終的に電気信号からどういった音が発生するかを認識する。
これが、「音が聴こえる」メカニズムです。

耳鳴りの原因
耳鳴りのはっきりとしたメカニズムや原因は、いまだに解明されていないが、多くは次のような2つの原因で発生していると考えられる。
①伝音系の異常: 鼓膜や耳小骨など、音を感知、増強、伝達する器官、いわゆる「伝音系」と呼ばれる部分の異常で耳鳴りが起こる。
②感音系の異常: 感覚細胞や神経、脳など、電気信号となった音を感知、伝達する器官、いわゆる「感音系」と呼ばれている部分の異常で耳鳴りが起こる。
この2つの原因で、本来聴こえない音が聴こえてしまい、耳鳴りとなってしまう、と考えられる。

耳鳴りの種類
耳鳴りには、音が全く発生していないのに自分だけ耳鳴りが聞こえる自覚的耳鳴り、
実際に音が発生しているけれど、他人とは異なった異音で聴こえてしまう他覚的耳鳴り。

他覚的耳鳴は単純なものであれば、膜周辺に溜まった耳垢や汚れが原因で本来とは違った音として聴こえてしまうケースもある。
また、血管収縮や筋肉の痙攣などにより、血液の流れる音や心臓音など本来聴こえにくい音までを拾ってしまい、異音の耳鳴りとなることもある。
この他にも、音の高さや低さによって耳鳴りを分けたり、突然耳鳴りが起こるのか慢性的に起こるのか、単音なのか複数の音なのかによっても分類することができる。
耳鳴りの明確な原因は、まだはっきりと解明されていないが、基本的に耳周辺の器官がなんらかの異常をきたしている場合に発生する、と考えておくのが賢明です。
耳鳴りは、自分以外には聴こえないことが多いので、自分の症状を把握するためにも耳鳴りの種類やメカニズムを知っておくことが大切だといえるでしょう。



耳鳴りに効く漢方薬

①耳鳴丸(じめいがん)
耳鳴り全般に用いられる漢方薬。
特に貧血が原因とみられる耳鳴りに処方されることが多いです。
②釣藤散(ちょうとうさん)
動脈硬化や高血圧が原因とみられる耳鳴りに用いられる漢方薬。
動脈硬化・高血圧に加え、めまい・不安症・睡眠障害などの治療にも使用されます。
③茯苓飲(ぶくりょういん)
胃腸の水分吸収が上手くいかない「胃内停水」に由来する耳鳴りに用いられる漢方薬。
胃腸治療に用いられることから、胃炎・胃下垂などの改善も期待されます。
④半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
消化機能不全からくる耳鳴りに用いられる漢方薬。
耳鳴りの他、メニエール病・胃腸の不調・吐き気などにも効果を示す場合があります。
⑤八味丸(はちみがん)
高齢者の聴覚老化による耳鳴りに用いられる漢方薬。
血液を補ったり、“古い血”を浄化する漢方と考えられており、
足腰の冷え・夜間のトイレ回数改善など高齢者特有の症状にも処方されています。
⑥苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
低血圧や虚弱体質からくる耳鳴りに用いられる漢方薬。
東洋医学の“補血”という考え方に基づき、めまいや立ちくらみにも処方されます。
⑦柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
ストレスや自律神経失調症が原因とみられる耳鳴りに処方される漢方薬。
うつ病や不眠症対策にも用いられることが多いです。


大山漢方堂薬局 耳鳴りに効く漢方薬
①耳鳴丸(じめいがん)、②杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

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「耳鳴りに効く-漢方薬」 

「耳鳴りは、検査をしても異常がみつからないときが多いですね、あまり効くおクスリはないので、まあ、気にしないようにしてください。」
そんなふうに言われることが多く、誰にも理解してもらえず、つらい思いをしている人も多いのでは?

耳鳴りの原因と治療法
医学が進歩した現在でも、耳鳴りの発生メカニズムには不明な点が多いです。
根本的な治療法が確立されてはいないのが現状といえるでしょう。
特に、他人には聞こえない自覚的耳鳴りの場合は、そのようなケースでは、ビタミン剤や循環改善剤、精神安定剤などが、対症療法として使われています。
その他、星状神経節ブロックなどの特殊な治療法もありますので、適した治療法を選ぶことが大切になってきます。

耳鳴りに対する漢方的な見方
体質的な問題として原因不明で起こる耳鳴りの場合、漢方薬が効く人も多いです。
これらの中には、血液検査で分かる貧血をはじめ、血液データの上では貧血ではなくても漢方医学的に血液がうまく働かない「貧血様の状態=血虚」や、
「体力を消耗してのぼせやすい体質=陰虚、腎虚」といわれる老化にともなう状態があり、更年期障害や、中高年以降の老化現象と密接した耳鳴りなどがあります。
症状としては、「セミの鳴くような音」があり、これは夜間に強まる傾向があります。
それと平行して、「目や肌の乾燥や、目のかすみ」などの症状が、ゆっくりと進行します。

耳鳴りに効く漢方薬 耳鳴丸と杞菊地黄丸
このような耳鳴りに効く代表的な漢方薬として、貧血様状態や腎虚の漢方薬=六味地黄丸+柴胡+磁石=耳聾左慈丸というものがあり、
日本では「耳鳴丸(ジメイガン)」があります。ただ、漢方でも、耳鳴りを完全に治すのは難しいものの、症状の進行や悪化を遅らせるところに意義があります。
服用した方から、『音があまり気にならなくなり、寝られるようになった、漢方のおかげです。』 などのお話をよく聞きます。
この他、目のかすみや乾きなどに用いる「杞菊地黄丸」も有名です。
これは、先の六味地黄丸に、目によい生薬として有名な「枸杞」と「菊花」を加えたものです。
また、漢方薬は、製品の効能に書かれていない症状にも効く場合が少なくありません。
この理由は、漢方薬の多くが、患者さんの体質に働きかけるため、体質が変わると、効能以外にもよい結果が表れるわけです。
ですから、上記、耳鳴丸と杞菊地黄丸で、あまり期待した効果が得られない場合には、患者さんの体質を変えるような調合漢方薬をお勧めしています。


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